2014年9月4日木曜日

修学旅行5日目~小樽班、そして修学旅行の終わり~

つづいては、小樽班の様子を振り返りましょう。

小樽班は夕張炭鉱博物館を出発し、バスに乗って小樽に向かいました。小樽は、昔貿易港として栄えましたが今は観光が盛んな地です。たくさんのお土産店や観光スポットがあり、修学旅行前から楽しみにしていました!

小樽は広くてお店も多いのでバスの中ではバスガイドさんがおすすめのお店や観光スポットを紹介してくれました。特に人気だったのは、ルタオ本店・六花亭・オルゴール堂・北一硝子・かま栄などでのショッピング。ちょっと奮発して気に入ったお土産を買った生徒も多く、短い時間でしたが十分に楽しめました!





そのあとは、バスで新千歳空港へと行きました。




修学旅行がいよいよ終わってしまいます。小樽班も夕張班も新千歳空港に到着して、お世話になった看護士さんとお別れ。飛行機に乗り込み、大阪伊丹空港に向かいました。

そして、伊丹空港に到着。閉会式を行って、ついに解散です。一年間かけて準備した修学旅行があーっという間に終わってしまいました。

この修学旅行を成功させるにあたって、本当に多くの方の協力をいただきました。多くの人に支えられながら、自分たちで「0」から作り上げたその過程で、私たちはそれぞれ得るものがありました。私たち100期生、この旅を忘れることはありません。本当に最高で大切な修学旅行でした!!!

修学旅行5日目~夕張班~

お久しぶりです。修学旅行5日目の投稿遅れてしまってごめんなさい!これから、雲海テラス後の活動を振り返ります!!

5日目は、皆事前に夕張・小樽の選択肢から目的地を選んでいて、朝食後にいよいよ出発!それでは、夕張班から振り返ってみましょう・・・。

夕張
夕張班はバスに乗り、夕張市内を夕張リゾート株式会社マーケティング部課長の金沢さんに案内、解説をしていただきました!案内してもらった夕張の街は本当に人気(ひとけ)がなく、いたる所に古い映画の絵看板が張り付けられていました。夕張は“映画の街”であり、昔公開された映画の絵看板を夕張に移動して飾っているそうです。私たちは、あまりに古かったり、使われていない建物の様子を見て、その雰囲気を作り出しているのか、本当にそれが現実なのか、戸惑ってしまいました。

案内の途中、夕張炭鉱博物館に行きました。日本は昔石炭を燃料に生活していました。見学し、再現された炭鉱現場を実際に見て考えさせられることがありました。炭鉱現場はあまりに寒く、写真に写る炭で真っ黒な顔の人たちを見て、「なんて、燃料が当然のようにある私たちの生活は幸せなんだ・・・。」と思ったのです。


博物館見学後、夕張シューパロダムに向かいました。夕張シューパロダム建設は国の政策で、その目的はいくつかあります。1.夕張川・石狩川の下流に住む人々が洪水の被害に遭うのを防ぐため、 2.人口増加傾向の札幌の水不足を回避するため、 3.発電するため、だそうです。普段ダムに行く機会なんてないし、その目的なんて考えたこともなかったから勉強になりました!


そして!!生徒皆が楽しみにしていた夕張メロン食べ放題!夕張メロンは腐りやすいし、なかなか食べることができないので、皆大興奮! !バイキングの昼食もそこそこに、本命の夕張メロンとスイーツをバクバク。中には一玉ほど食べた人も。笑

いよいよ、夕張とお別れ。お世話になった金沢さんと別れて新千歳空港に向かいました。小樽班より早く到着した夕張班は一時間ほど空港内でお土産を買いにブーラブラ。

夕張ツアーを通して、いつもと違う身の周りのギャップに驚き、それぞれ考えることがあったと思います。「日本の将来を心配した人」、「今の自分の生活に安心した人」、「将来のアクションを何か考えた人」。世の中を知らない私たちにとって今回の夕張ツアーはとても勉強になりました!!



2014年7月18日金曜日

修学旅行5日目~雲海テラス~


                             
                                
 最終日、一部の生徒は雲海テラスに登り、トマムリゾートを覆い尽くす雲海を臨みました。
集合時間は午前4:30だったため、多くの人は睡魔に襲われながらロープウェイに乗り寝ている人もしばしばいましたが、到着後、その雲海の美しさを前に眠さも忘れ、各々のカメラを取り出し、何枚も写真に収めていました。
 残念ながら、我々が宿泊したザ・タワー周辺は気温上昇のため、午前5:00の段階では確認できないほど雲海が消えていました。しかし、肉眼で確認できる位置に雲海が広がっていたた上に、地元でも見れない景色が見れたため、たとえ一面に雲海が見えなくても、参加者は満足した様子でした。


この後行った、夕張と小樽については別の記事で投稿します。
  


2014年7月15日火曜日

修学旅行3・4日目


3日目は、ラスティングホテルからそれぞれの班が、前々から企画していたチームトラベルに向けて出発しました。


ある班は帯広畜産大学に行ったり、



ある班は東部漁協に行ったり、

 
 
 
またある班は和商市場に行ったりして、
 
 
事前学習を大いに生かしてそれぞれの班が特色のあるチームトラベルを行いました。
 
 
 
 
そして、芽室に全員が集結し、ファームステイの入村式を行いました。


 
 
修学旅行委員の上田君があいさつをしたあと、私たちはそれぞれの担当の農家さんに迎えられて、農家さんの家へ出発しました。
迎え入れていただいた農家さんの家は畑作をやっていたり酪農をやっていたりして、私たちは北海道の観光をしただけでは得られない貴重な体験をさせていただきました。

・牛の出産に立ち会えた
・農家さんから直接北海道の農業について教えていただいた
・農作業をして、農業が大変であることがわかった

など、奈良ではできない事ばかりで、刺激を受けっぱなしの1日でした。

 




 
 
 
晩ご飯も、ファームステイ先の家にお世話になり、まるで家族の一員になったかのような夜を過ごしました。
 
 
4日目は、農家さんの家で農業体験をしたあと、また芽室に集まって退村式をしました。



 
入村式と同じく上田君のスピーチのあと、農家さんへそれぞれお礼の言葉を述べ、涙する生徒もちらほらあらわれたりしました。
 
農家さんとお別れしたあと、農業を考える講義を受けました。
グループになってファームステイで体験したことを報告しあい、それぞれの考えや思いを皆で共有しました。

 
 
 
 
その後トマムに移動し、夕食を食べたあと、レクリエーションを行いました。
レクリエーション委員さんが考えてくれたゲームを皆で全力で楽しみました。



 
 
組別対抗で大縄跳びや40人41脚を行い、結果、40人41脚では惨敗したものの大縄跳びで大量得点を稼いだC組が優勝しました。
 
その後、みんなで自作したCMを鑑賞しました。
有名なCMのパロディーものですが、クオリティーがとても高く、編集や人選の力もあって大盛り上がりでした!
 
 
 
フォークダンスの後、最後に全員で集合写真を撮り、この日のレクリエーションは終了しました。
 
 
 
部屋に戻ってお風呂に入った後、次の日の雲海テラスに備えて早めに就寝しました。

修学旅行1・2日目

こんにちは。お久しぶりです。
私たちは6月27日に無事北海道から奈良に帰ってきました。
これから、写真とともに修学旅行を振り返りたいと思います。




♦1日目
朝早く関西国際空港に集合したわたしたちは団結式を終え、それぞれの想いを胸に抱き奈良を飛び立ちました。

飛行機に乗り二時間後、女満別空港に到着したわたしたちは、それぞれクラス別にバスに乗り込み網走へ向かいました。
最初の目的地は網走監獄です。
網走監獄とは、かつて日本で最も脱獄が困難だと言われた監獄です。
さまざまな資料や建物の見学や体験をすることができました。
次に訪れたのは小清水原生花園です。
オホーツク海を横目に美しい花々を楽しみました。
最後の目的地はオシン・コシンの滝です。
力強く美しい滝の流れに北海道の大自然を感じました。
この日の宿泊地はウトロのホテル知床です。
おいしい夕食をいただき、入浴後、一日目のレクリエーションを行いました。
この日のレクは漫才やダンスなど全員で楽しく盛り上がるレクでした。
こうして私たちは修学旅行1日目を終えました。




♦2日目
朝早く起床し朝食をいただいたあと、私たちはネイチャー体験へ向かうべくそれぞれのバスに乗り込みました。
ここからはネイチャー体験ごとに紹介していきたいと思います。
①カヤック
バスから降りた後、着替えて海岸に降り、ペアを決めカヤックを漕ぐ練習をしました。
ペアで力を合わせてカヤックを漕ぎ、フレぺの滝まで行きウミネコを見た後折り返して帰って来ました。
②フレぺの滝トレッキング
フレペの滝を見に行くコースでしたが、途中熊の親子に遭遇し、引き返して知床五湖のうちの第一湖に行きました。
自然豊かなコースでウォーキングし、鹿と出会うこともあったそうです。
北海道の豊かな自然に癒されました。

③ヒグマウォッチングクルーズ
船に乗ってヒグマを見るはずが残念ながら靄でみることができませんでした。
でもフレぺの滝をみることができました。
そのほかにも北海道の自然を堪能することができました。
④サイクリング
マウンテンバイクに乗り、野生のシカや小川、雲海、そして最後には滝にのぼって遊び、北海道の自然をたのしみました。
⑤羅臼湖トレッキング
道なき道を進み、北海道の雄大な美しい景色を堪能しました。
けもの道のようなところもあり、冒険気分を楽しむこともできました。
北海道ならではの雄大な自然に圧倒されました。
ネイチャー体験終了後は全員で海のすぐそばの標津番屋という店でジンギスカンをいただきました。
その後、アイヌの方からアイヌ民族の話をしていただき、アイヌの伝統の踊りを見せていただきました。
事前にアイヌ学習はしていましたが、それだけではわからないアイヌ民族の姿を教えていただきました。
この日の宿泊地は釧路ラスティングホテルでした。
おいしい夕食をいただき、入浴後、就寝し2日目を終えました。
 

2014年6月13日金曜日

ディベイト二回戦

 前回からの続きで今回は反対側反駁から行いました。
自分たちの立場について意見されたものに対して反駁するため、意見が強く分かれたり、尋問意見に納得するなどの動きがみられました。
 そして、各班ディベイトの様子と結論をポスターにまとめました。

ここで一つの議題についての議論内容を紹介します。
≪北海道は『道』であるべきか≫
 まず賛成側の「様々な特色を生かせる」という意見に対し、「地域ごとに分けたほうが産業の効率が上がる」と反論がありました。しかし「今更変えても混乱を招く」という意見が出されました。
 また、反対側の「広すぎて問題を抱えきれない」に対し、「地域ごとの格差をフォローするために『道』にすべき」という反論が出たため、「『道』としてまとめなくても対立は生まれるのでその地域を理解しているリーダーがそれぞれをまとめたほうが特色を生かせる」という考えが出て、班の全員がどちらの意見のほうがよいのかという問題をもう一度考えることとなりました。
 このディベイトは皆で話し合い、結論を出すことを目的としたものであるので賛成側の意見を基調として結論をだすこととなり、
 「現実的に考えて、県に分けられるお金の余裕がなく、今更変えても混乱が起きる。広い道内で格差は生まれるかもしれないが、それを一つの『道』としてお互いをカバーしていくと良いのではないか」
という意見でまとまりました。

 このようにすべての班で白熱した意見交換がなされました。
ここに出来上がったポスターを各テーマから一つずつ選んで紹介します。
●実行委員長より
 今回の目的は話し合いを重ねていく中で考え最終的に一つの意見にまとめることでしたが、多くの班がそれを成し遂げていて、良いディベイトになったと思います。北海道に実際に行った時も今回のことを生かし、物事について深く考えてほしいと思います。

2014年4月23日水曜日

ディベイト一回戦

ディベイトが始まりました!前回紹介した3つのテーマを、賛成側と反対側に分かれて議論しました。


ディベイトとは?
設定されたテーマの是非について、話し手が賛成側と反対側に分かれ、決められた持ち時間・順番にのっとり議論を行うことです。今回の一回戦では、賛成側の尋問まで行いました。

 ディベイトの流れ
賛成側立論→反対側尋問→反対側立論→賛成側尋問→反対側反駁→賛成側反駁→反対側最終弁論→賛成側最終弁論

立論、尋問、反駁、最終弁論は各5分ずつ
   立論:自分たちの主張が正しいということを根拠を示して述べる
   尋問:相手の立論を聞いて、わからなかったところを確認するために質問したり相手の主張の矛盾を突いたりする
   反駁:相手の主張に対しての反論や相手の反論に対して自分の主張の守りをする
   最終弁論:それまでの話を全てまとめ、最後に意見する


ディベイトの様子







今回のディベイトで、様々な視点からの意見が出ました。議論の内容別に代表的なものをまとめました。

議題① エゾシカは保護すべきか
      賛成:あるがままの状態で人間との共存を目指すべき
          殺すことで生態系が壊れる
      反対:交通事故が増加する
          食性が幅広く、植物を食べつくし、農林農被害や生態系に影響が出る

議題② 北海道は道であるべきか
      賛成:3つに分けると財政の無駄が増える
          北海道は「広い」というイメージで売っている
      反対:大きすぎるので行政が行き届かない
          3つに分けて地域の格差がなくなる

議題③ 刑務所を町に置くべきか
      賛成:受刑者数が、地方交付税算定に加えられるので、より援助を受けることができる
          必要な食費など生活に必要なものを買うので町にとって大きな貢献となる
      反対:受刑者が脱獄しないか心配
          町のイメージが悪くなる


次回のディベイトは4/24(木)です。